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お宝じまん(その1) キン・フー監督 [映画-秘宝館]

前の記事『楽日』の映画館で上映されていたのは、キン・フー監督作品『龍門客賤(邦題:残酷ドラゴン 血斗竜門の宿)』で1967年に作られた武侠映画の傑作なのだが、これは残念ながら観ていない。

キン・フー監督の作品は3本観ているのだが、中でも一番思い出深いのが『山中傳奇』。3時間の大作(2時間程度の短縮バージョンもある)でありながら、全く退屈する事無く、中国古代の『雨月物語』にも似た壮大な怪奇物語に酔った。

この映画を観たのが「ファンタスティック映画祭」(確か第1回目)で、場所は取り壊されるずっと前の渋谷パンテオン。映画祭なので、キン・フー監督も来日し、映画の上映前に舞台挨拶があった。舞台挨拶が終わって、本編上映までに少し時間があったので劇場の横通路に出てみると、舞台袖の控え室に列ができている。それがキン・フー監督のサインを求める人の列であることがすぐ分かり、あわてて自分の席に置きっぱなしにしたパンフレットを取りに戻り、再びその列の最後尾に並んだ。間もなく僕の番になり、キン・フー監督の前へ進む。監督は椅子にどっかと座り、テーブルに置いてあった硯で墨をつくると、筆で頁の左隅にサインしてくれた。

近くで見るキン・フー監督は、さすがに数多くの映画賞を受賞している巨匠らしく、威厳があり、オーラを発していた。その雰囲気に呑まれた僕は、一礼するとそそくさと監督の前から立ち去った。今思えば「ありがとうございました」くらい言えればよかったのだが…。

『楽日』を観て久しぶりにその時の記憶が蘇った。キン・フー監督も既に故人となっている。彼にもらったサインは『山中傳奇』の記憶と共に僕の大切なお宝のひとつである。

 ←キン・フー監督のサイン


タグ:キン・フー
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アートフル ドジャー

 映画館系は無いけど、音楽関係なら・・・です。81年小学生の時全盛期のオフコースの小田・鈴木両氏のサイン。84年?かなボンジョビ、82年ジャーニーのスティーブ・ペリー、二-ル・ショーン、←これは希少かも?。いや~懐かしい洋楽全盛期で、ベストヒットUSAやらTVK・TVのMUSIC TOMATO、TBSのポッパーズなんかがやってた頃だな~、ん~.懐かしい~
by アートフル ドジャー (2006-09-25 12:38) 

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