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お宝じまん(その3) 第2回東京国際映画祭 [映画-秘宝館]

それは今から19年前の1987年10月4日、第2回東京国際映画祭の最終日、当時のコンペティション「ヤングシネマ」の授賞式とクロージング作品『ラストエンペラー』上映前の出来事。場所は、初期の東京国際映画祭のオープニングとクロージングの会場であった渋谷のNHKホール。

既に開場し、授賞式が始まる2,3分前、ロビーでぼんやり時を待ち、「さぁ、そろそろ」と思った瞬間、玄関前の階段を必死な形相で駆け上がってくる小柄な白人男性の姿が目に入った。

あまりにも必死な姿であったため、映画祭の関係者が遅刻寸前で、大慌てでやって来たのかと思った瞬間、入場したその男に駆け寄りサインを求める観客がいた。

あれ?有名人?

何だか分からないけど、千載一遇のチャンス? と、僕もその次にサインしてもらおうと近寄ってみた。プログラムにサインしてもらおうと思ったのだが、誰だか分からないので該当頁を開くこともできない。余裕のないその男を前に、時間を空けると逃げられてしまうと思った僕は、一番無難で誰でも通用する表紙にサインしてもらうことにした。

男はサラサラとミミズが這ったようなサインを書くと、あっと言う間に立ち去ってしまった。

いったい誰よ?

それはサインから判断するしかないと思い、改めて眺めてみる。最初の「A」と真ん中の「P」は直ぐ分かった。後は途中である…。

あっ!

と思わず声が出そうになってしまった。

これって、アラン・パーカーでしょ!?

彼はその年の審査員のひとりとして来日していたのだ。大好きな『ミッドナイト・エクスプレス』『バーディ』の監督、アラン・パーカーのサインを図らずももらってしまった!?

こうしてまたひとつ、予期せぬお宝が増えたのであった。

      (たぶん)アラン・パーカーのサイン


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コメント 4

アートフル ドジャー

マジっすか? いや~!羨ましい~。でも、映画監督の容姿って作品撮る毎に太ったり・痩せたりだから、その人のファンで無い限り判別不能かも、サインちょっと雑なのが残念ですが・・・本人に会って、直筆で貰ったのはおおいに、価値がある! 羨ましい~、実に羨ましい~、ミシシッピー・バーニングも僕個人的には好きだった。
by アートフル ドジャー (2006-10-27 08:52) 

丹下段平

本文でアラン・パーカー監督作品で好きな映画2本挙げましたが、1987年の出来事だったので、そこまでの彼の作品ということで『ミッドナイト・エクスプレス』『バーディ』にしましたが、本音はその後の作品の『ザ・コミットメンツ』だったりします。『ミシシッピ・バーニング』も好きな作品で、この映画のウイリアム・デフォーがかけてたのとそっくりなメガネを買ってしまいました。
by 丹下段平 (2006-10-27 20:57) 

coco030705

こんばんは。
「ザ・コミットメンツ」すばらしいですね。一度見たきりなんですが、
またぜひ見直してみたい作品です。
私は、「エビータ」も好きだったりします。
サインはお宝ですね。うらやましいです☆
by coco030705 (2006-11-04 21:21) 

丹下段平

『エビータ』観てないんですよ。少し前にマドンナのドキュメンタリーをテレビでやってて、いかに彼女がこの映画に打ち込んだかというのを観て、こりゃ観ないとな、と思ったものです。
でもアラン・パーカー向きの題材じゃないような気も多少あり…。
by 丹下段平 (2006-11-05 00:25) 

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