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「さよなら、さよならハリウッド」 [映画-DVD]

さよなら、さよならハリウッド自分の中でウディ・アレンの作品は大きく2つに分類している。それはウディ・アレン本人が出演しているかいないか。そして僕は彼が出演している映画の方が圧倒的に好きである。なにしろ彼が出ていないと、どんなに良く出来た作品でも物足りない。どうにもウディ・アレンの映画を観たという満足感が得られない。彼が出演していない『カイロの紫のバラ』『ブロードウェイと銃弾』は良く出来ているし面白くて好きなのだが、それよりも一般的にはあまり評価されていないが彼が出演している『カメレオンマン』『ブロードウェイのダニー・ローズ』『ニューヨーク・ストーリー(の中の一編)』の方がよっぽど好きだ。あの神経質で皮肉屋なニューヨーカーというキャラこそウディ・アレン映画の真骨頂と思える。

この『さよなら、さよならハリウッド』は観損ねていたウディ・アレン監督・主演作。僕にとっては正調ウディ・アレン映画。ワクワクしながらDVDにて鑑賞。

ヴァル(Wアレン)は2度もオスカーを受賞している映画監督だが、今はすっかり落ちぶれてまともな仕事がない。そんな彼に願ってもない映画監督の仕事が舞い込む。しかし、依頼者のプロデューサーは別れた元妻で、製作会社の親玉は寝取った男。ヴァルは未だに許せない気持ちでいるが、仕事の魅力には勝てず、依頼を引き受けることに。久々の映画、しかも超大作に張り切るヴァルだったが、クランクイン前日になって神経症がでてしまい目が見えなくなってしまった。どうしても仕事を降りたくないヴァルは目が見えないまま撮影を開始した。そして…というお話。

いやぁ、ウディ・アレン節炸裂。

ファンには大満足の一本。いつも同じようだと指摘する人がいるかもしれないが、僕に言わせれば

それがいいんだよっ!

って感じ。ウディ・アレンの映画は落語みたいなもの。彼の毎度のキャラは八っつぁん熊さんと変わらない。落語の名人芸を楽しむように観ればいい。後は配給会社がもう少しセンスある邦題をつけてくれればそれでいい。


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コメント 6

『それがいいんだよっ!~ウディ・アレンは、落語の名人芸を楽しむように観ればいい。』に賛同デス。
邦題は、「もうこれはどうしようもないで、何を言っても」で、半ばあきらめの気持ちを持ってますぅ。
by (2007-10-10 01:26) 

丹下段平

多作のWアレンは最早そんな域なのかな~って思えます。そんな凄いことはもうないけど安心して楽しめる作家ですね。新作も楽しみです。
by 丹下段平 (2007-10-10 06:41) 

coco030705

私もどちらかというと、ウディ・アレンの作品は本人がでているものが
好きです。あの早口でまくし立てるところがすきなんですよ。よくあんな長いセリフ(?)がいえるものだなあといつも感心します。自分で脚本書いてるんだから、きっと次々に頭の中にセリフが湧き出してるんでしょうね。

『カメレオンマン』『ブロードウェイのダニー・ローズ』いいですねぇ!
彼の作品は大概見てるんで、どれもこれも好きですね。
新作もおもしろそう。早く来ないかなあ☆

「さよなら、さよならハリウッド」TBさせていただきま~す。
by coco030705 (2007-10-10 08:05) 

丹下段平

やっぱり本人が出ると、途端に“らしい”作品になりますね。自分の書いた台詞だから覚えているのかもしれませんが、監督が自分だから例え違うこと言っても本人がOKならばそれで済んでしまうのかもしれません。
『タロットカード殺人事件』はWアレンも出てますね。でも脇役?
by 丹下段平 (2007-10-10 23:00) 

キキ

本人出てませんが、最近の「マッチポイント」もなかなかでした。
お、そうきたかってラストで。
私も「カイロの紫のバラ」は大好きです。
by キキ (2007-10-15 20:04) 

丹下段平

Wアレン本人が出ていなくてもいい作品はあります。『カイロの紫のバラ』も良かったけど、特に『ラジオ・デイズ』が好きでしたね。幼少のWアレンのお話なので、彼が出ているようなものでしたが。
by 丹下段平 (2007-10-15 23:40) 

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