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「指輪をはめたい」 [映画(2011)]

以前は東京にある会社に通っていた。夜、同僚としこたま飲んで、駅で別れて…朝起きたら自分のベッドで目覚めた。しかしどうやって家までたどり着いたのか、その間の記憶が一切ない。なぜか家に着いてから着替えをしてシャワーも浴びた様子。でもまったく覚えていない。これも一種の記憶喪失なんだろうか。この映画『指輪をはめたい』は、僕のなんかよりもよっぽど大切な記憶を失ってしまった男が主人公の物語。

製薬会社の営業マン・片山(山田孝之)が意識を取り戻したのは病院のベッドの上。医者(水森亜土)によると、スケートリンクで転んで頭を打ち、意識を失って病院に運ばれたらしい。しかし片山はその時の記憶を失っていた。財布の入った鞄を取りにスケートリンクに向かうと、リンクで片山の鞄を肩からかけて滑っている少女(二階堂ふみ)の姿が。鞄の中を開けてみると婚約指輪が入っていた。しかし片山は誰に渡そうとしていたのか思い出せない。やがて以前の片山が付き合っていたのは同僚で才色兼備の智恵(小西真奈美)、人気風俗嬢のめぐみ(真木よう子)、公園でひとり人形劇をしている不思議ちゃん系の和歌子(池脇千鶴)の3人であることが判明。しかも3人とも深い関係だったらしいことも分かった。いったい片山は誰と結ばれるのか、そして以前の片山を知っているらしいスケート少女との関係は…ってお話。

謎解きがあるお話はそれだけで結構面白くなるもの。ましてや美女三人の内、誰か、なんて設定がいい。しかしながら残念だったのは結末。どうにも曖昧で分かりにくくしてしまったのが娯楽作品としてはいかがなモンなんだろうか。ファンタジーやSFのジャンルなら「それもあり」かもしれないけど、基本的にラブコメなんだから単純明快なオチの方が相応しかったように思えた。同じく記憶を失った主人公のコメディなら最近はアメリカ映画に『ハングオーバー』があるが、あちらは単純明快、スッキリと笑わせてくれる娯楽作品だったし、それが娯楽作品の王道のように感じられる。物語を難しく捻ることなんて、作家(岩田ユキ監督)の想いが強過ぎることの悪影響ってことなんだろう。

それにしても美女三人と付き合ってた主人公、記憶喪失したことを除けば羨ましい限り。状況的に『モテキ』の主人公より妬ましい。しかし『モテキ』と違って『指輪をはめたい』は創り手が女性。やっぱり最後はモテ男に対して手厳しい…あ、ネタバレしそうなので、これでお終い。

指輪をはめたい.gif


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コメント 6

ぼんぼちぼちぼち

あっしも観に行きやした。
映像的にも綺麗で 観てて愉しかったでやすね(◎o◎)b
風俗嬢役の女優さん 美しかったでやすね。
ちょっと20代の頃の余貴美子さんみたいな感じのお顔でやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-12-07 20:35) 

なぎ猫

面白そうなストーリーですね。ちなみにモテキは原作者が女性だったりします。
by なぎ猫 (2011-12-07 23:00) 

nexus_6

このタイトル、もしや RC ?
by nexus_6 (2011-12-09 22:04) 

丹下段平

ぼんぼちぼちぼちさん、こんにちは。
岩田監督はイラストレーターも兼業してるようなので、構図が良いんですよね。
風俗嬢役の真木よう子はちょっといつもとは違ったイメージでした。
by 丹下段平 (2011-12-24 11:06) 

丹下段平

なぎ猫さん、こんにちは。
ストーリーは謎解きっぽいし面白いですよ。ラストがスッキリしないのがなぁ…
by 丹下段平 (2011-12-24 11:07) 

丹下段平

nexus_6さん、こんにちは。
RCって実は詳しくないんですけど、同名の曲があるんでしょうか。
映画はRCとは関係ないようです。
by 丹下段平 (2011-12-24 11:09) 

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