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斉藤由貴 25th Anniversary コンサート ~何もかも変わるとしても~ [音楽]

3連休を利用して札幌から春の気配を求め東京へ。ところが東京もこの冬はじめての雪。会う人会う人に「お前が雪を連れてきた」と言われ散々な目にあってしまった。

斉藤由貴チラシ.jpgそんな中、友人が行けなくなったチケットを譲り受け『斉藤由貴25th Anniversary コンサート ~何もかも変わるとしても~』を渋谷のパルコ劇場で観ることができた。

実は斉藤由貴のファンだった訳ではないのだが、彼女が出演した映画テレビは結構観ているしCDだって(ベスト盤だけど)所有している。「憧れではないけど好感を持っている女の子のクラスメート」って感じだろうか(って、これで伝わるかな?)。斉藤由貴に久しぶりに会ってみたい。そんな感覚で雪降る中、渋谷に向かったのだった。

斉藤由貴って、ちょっと一言では言い表せないポジションだったような気がする。デビュー直後はアイドルっぽかったけど、次第に「可愛いけど個性派」みたいな雰囲気になっていった。あくまでも女優がメインで、コメディを演じたら同世代の女性タレントの中では一番であった。テレビなどで垣間見える彼女の素顔は“ちょっと変わり者”みたいな感じで、これも他のアイドルにはない飾らない魅力があり好感を持てた。

そんな斉藤由貴の歌なのだが、メガヒットはなかったと記憶しているが、なかなか素敵な曲が多い。大ヒットを目論んだあざといアレンジみたいなものとは無縁で、今の時代でも古さを感じさせないシンプルさが心地良い。そして今回は17年ぶりの新作アルバムがリリースされたこともあり実現したコンサート。やはりこちらのお目当ては懐かしの名曲を生で聴けることである。

…ってなカンジで淡々と書いてきたので、冷静に観ていたかのように思われるだろうけど、実は…

『MAY』が始まった途端、泣きそうになってしまった…

何だか言葉にならないような感情が沸きあがってきて困った。忘れていた気持ちとか情景が浮かんできてしまい、涙を堪えるのがやっと。でもチラリと横を見てみると涙を拭っている同世代のおっさんがいたので自分が特に涙もろいのではないことが分かり安心した。そんな感じで甘酸っぱく幸せな気持ちになれた2時間。今、この時代にこれを観られて本当に良かった。

斉藤由貴のポスターを阿佐ヶ谷にあったボロアパートの壁に貼っていたI君。すっかり疎遠になってしまったけど今はどうしているんだろう、なんてことも思い出した雪から小雨に変わった渋谷の夜…

何もかも変わるとしても

何もかも変わるとしても

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: femme fatale
  • 発売日: 2011/02/14
  • メディア: CD

タグ:斉藤由貴
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昭和のハワイアンを求めて [音楽]

ハワイ.JPG実は以前からハワイアンCDを一枚欲しいと思っていた。でも、なかなか「これ」というものが見つからなかった。

僕が小さかった頃、ハワイアンが流行っていたのか、夏になるといろいろな所でよく流れていたので耳にする機会も多かった。何の楽器だか分からなかったが、爽やかな音色はまだまだとてつもなく遠かった南の島の抜けるような青空と燃えるような夕日をイメージさせてくれた。しかし、僕はまだ子供だったのでレコードが欲しいとまでは思わなかった。

それから随分時は流れ、ハワイアンの人気がなくなったのか、滅多に耳にすることもなくなり、存在すらも忘れていた。しかし近年、癒しの音楽ということで再び注目されるようになり、夏になるとCDショップで目立つ場所に置かれるようになってきた。数年前、試聴コーナーで何枚かのCDを聴いてみた。ウクレレの名手によるそのCDからは、確かに爽やかで癒されるような音楽が聞こえてきた。しかし…

僕が子供の頃に聴いていたハワイアンじゃない

と思えた。昔よく耳にしていたハワイアンはウクレレの音色ではなかったのだ。もちろん本格的なハワイアンはウクレレなんだろうし、これが正しいものなんだろうことは分かる。でも「何とも言えない物足りなさ」を感じてしまい、結局CDは買わなかった。

恐らく僕が求めているのは、例えば「本格的なインドカレーは美味しいと思うけど、今食べたいのは昭和の味がするライスカレーなんだよっ!」って言ってるのと同じことなのだろうと思う。味覚でも聴覚でも、それが邪道であったとしても慣れてしまえばそちらが主流に思えてしまうものである。

で、月日は更に多少流れてつい先日。『スピード・レーサー』のサントラを買いにCDショップに立ち寄った時のこと。店の入口近くに「ハワイアンと沖縄音楽」の特設コーナーがあったので足を止めてみた。ハワイの美しい風景写真のお洒落なジャケットが並んでいた。でも、どれもこれもウクレレの演奏か歌のCDばかり。「やっぱり僕が聴きたいのは、今は主流じゃないから置かれていないのか」と諦めかけたその時、一枚だけ雰囲気の異なる野暮ったいジャケットのCDを見つけた。しかもレトロな出で立ちのバンドのメンバーといっしょに写っている楽器はウクレレではない風変わりなもの。キーボードみたいな卓上にあるのは鍵盤ではなくギターの弦みたいなもの。

僕が探していたのはこれじゃないのか?

確信はなかったが、このCDに賭けてみたい気持ちになり、『スピード・レーサー』と一緒に購入した。それが下の写真

バッキー白方とアロハ・ハワイアンズ.jpg

家に帰り、早速プレイヤーにかけてみた。演奏が始まった瞬間、体にビビッと衝撃が走った。

これ! これ! これ!!

と思わず叫んでしまった。

ついに見つけた、あの日あの時に聴いた音色。昭和半ばの駅前商店街やデパート屋上遊園地の情景が音楽と共に蘇る。気分はもう昭和にタイムスリップ。

後でネットで調べてみたら、このCDのバッキー白片氏はハワイアンの第一人者で、僕が生まれた少し前くらいにカリスマ的な人気を誇った人であることが分かった。僕が探していた音色はスチールギターと言うらしく、バッキー氏がこれでハワイアンを流行らせたため、その後に続いた人たちの多くがスチールギターでハワイアンを奏でていたようだ。何たって僕が子供の頃はウクレレといえば「あ~~やんなっちゃった」のイメージが強く、ハワイアンなら断然スチールギターだったのだ。

おそらく僕が知らなかっただけで、もう少し前の世代の人から見れば「バッキー白片も知らないの」ってことになってしまうのだろう。でも、回り道はしたが求めていたハワイアンに辿り着けた。

2008月の夏休みは『バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ』の音楽と共に旅に出る!

定番ベスト

定番ベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 2004/09/01
  • メディア: CD

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フランシス・レイの冬と夏 [音楽]

白い恋人たち オリジナル・サウンドトラック『白い恋人たち』

1968年にフランスのグルノーブルで開催された冬季五輪をクロード・ルルーシュが監督したドキュメンタリー映画。その4年前の市川崑監督による名作記録映画『東京オリンピック』に刺激され、大会の記録よりも映像の美しさのみを追及した作品らしい。実際にこの映画を観ていないのでらしいとしか書きようがない。

この作品の音楽を担当したのがフランシス・レイ。僕は彼の音楽が好きで(キャラじゃないと思われても)、サントラCDを多数所有しているのだが、中でもこの『白い恋人たち』はかなり気に入っている。フランシス・レイの作品群でも『男と女』『ある愛の詩』の次くらいに有名な作品で、知らない人でもテーマ曲を聴けば「聴いたことある」と思われるのではなかろうか。とてもロマンティックな曲調で、オリンピック映画のサントラとは思えない雰囲気の作品。


 

さらば夏の日『さらば夏の日』

で、まるっきり季節はずれなのがこちら。フランシス・レイの代表作扱いされない作品だが、個人的には1,2を争うくらいに好きなアルバム。あまりにも聴き過ぎたため、持っているCDの溝がなくなり、盤面はつるつるになってしまった。(ココ一応ツッコミどころです) ひと夏ものの映画で、音楽からも夏の開放感が伝わってくる。そこに僅かな哀愁も漂っており、長かった夏も終わりに近づいている淋しさが感じられる。この映画も未見ながら、解説書に書かれているストーリーから内容的には大した映画ではなさそうである。でもこれだけ何度もサントラを聴いているのだから、一度は本編を観てみたい。DVDになっていないので、どこかの会社で出してもらえないものかと願っている。


 

フランシス・レイが音楽を手掛けた映画って意外に観ている作品が少ない。彼がずっとコンビを組んでいるクロード・ルルーシュの監督作品を殆ど観ていないので、それと連動してしまっている。それにしてもフランシス・レイが音楽を担当しただけで映画のランクがグンとアップするような気がする。他にはミシェル・ルグラン、エンリオ・モリコーネ、ニノ・ロータってところが同じくらいのポジションだろうか。

最近の映画は印象に残る曲があまりなく、オリジナル・サウンドトラックを買うことも減ってしまったが、彼らのような才能ある人が出てきてほしいと強く思う。

<COLEZO!TWIN>フランシス・レイ作品集

<COLEZO!TWIN>フランシス・レイ作品集

  • アーティスト: フランシス・レイ,フィルム・スタジオ・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/16
  • メディア: CD


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PRINCE [音楽]

いよいよ今日(日本時間は明日)、NFLのクライマックス、スーパーボウルがマイアミで開催される。長年応援してきたコルツがインディアナポリスにフランチャイズを移してからは初めて出場する。対するはこれまた応援していたシカゴ・ベアーズ。心情的にはコルツに是非とも勝ってもらいたい。コルツは長年痛い目に遭わされ続けて来たペイトリオッツにAFC(リーグ)決勝で大逆転勝ち。僕はこの時点でスーパーボウルも勝てるような気がしている。ペイトリオッツ以上の天敵なんてそうはいないだろうから。

スーパーボウルのハーフタイムに、今年はプリンスが登場するらしい。実はそれも楽しみ。1980年代、僕が一番よく聴いたのがプリンスの音楽だった。

1999彼の音楽を最初に聴いたのはTVKのPVを流しっぱなしの番組だった記憶がある。つまり音楽だけではなく、映像も同時に観たのであった。何かキモかった。どちらかと言うと嫌いなタイプだった。しかし嫌悪感と同時に訳分からず惹かれるところがあり、また観たいと思った。その時の曲は『1999』。今まで聴いたことのないオリジナリティ溢れる独特な音楽とパフォーマンス

パープル・レインやがて彼が人気沸騰していることを知り、既に主演映画も作られたことを知る。それが『パープルレイン』。このアルバムから最初にシングルカットされたのはWhen Doves Cry(『ビートに抱かれて』…当時の邦題なんてこんなもの)だった。これまた素晴らしく、もうここまでくれば全面的に凄さを認めていた。キモさを克服すると同時に、彼は「天才」なんだと思った。僕は滅多に「天才」なんて思わないのだが、

今の世の中に「天才」という人がが存在するとしたら、それはプリンスだ

と思った。彼の凄さは癖のある独特な音楽であったにも係わらず、決してマイナーにはならず、広くポピュラーとして成立させたことにあるように思う。また、伝わってくる彼の奇行にも、「やっぱり天才はこうじゃないと!」と嬉しく思った。どこか『アマデウス』のモーツァルトと重ね合わせていたように思える。

僕が彼のライブを初めて観たのがLOVESEXY '89 JAPAN TOUR、場所は東京ドーム。勿論充分に堪能したのだが、何とプリンスは(この日だけだったのかもしれないが)アンコールをせずに帰ってしまったのだ! 騒然とする場内。でも実は僕はかなり喜んでいた。

天才はこれくらいのことしないと!

アンコールすっぽかした日に観られてラッキーとさえ思った。まぁ、こんな事で喜んでいたのは僕だけだったのかもしれないが。

今回のスーパーボウルのハーフタイム・ショウ、いったいどんなパフォーマンスを見せてくれるのか? 試合は勿論だが、本当に今年は最初から最後まで目が離せない!!

 

   やっぱキモいよね。


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